新生宣教団
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主の御受難を覚えつつ
早いもので、4月になりました。来週は受難週ですね。
ニュースを見るにつけ、人の罪の恐ろしさを感じずにはおれません。主の助けを求めつつ、そんな人間のために、イエス様が十字架に架かってくださったことを覚えます。

今日はコラム「木につながれば実を結ぶ」と、最近更新された記事をご紹介します。どうぞお読みください!
新生宣教団では、ウクライナ難民に向けて、ウクライナ語聖書を印刷し送り出すことが決まりました。どうぞこの働きのために、お祈りとご支援をよろしくお願いいたします。詳しくは記事をお読みください。
木につながれば実を結ぶ

12 聖書に書いてあることが
  なぜ起こらないのか

 「だれでもどの教会でも、聖書のみことばに心の目を向けるならば、そこから変化が始まります」。前回の結びのことばです。今回は、聖書のみことばをどう学んだらよいのかについてお話ししたいと思います。

聖書を学んではいるけれど

 教会では、礼拝や祈祷会、聖会や修養会でのメッセージ、学習会やセミナーなど、聖書のみことばを学ぶ機会が多くあります。しかし、いくら学んでもなかなか人が変わらない、というのが現実だと思います。

 夫婦仲が悪かったり、親子関係が冷えていたり、職場で「世の光」「地の塩」として輝けなかったりするのです。クリスチャンならだれでも伝道できるのに、一人も救いに導いたことのない人が多くいます。

 なぜ、教会で聖書の教育がなされているのに、聖書に書いてあることが起こらないのでしょうか。反対に、弟子訓練をすると、牧師も信徒たちもみことばを行うようになり、夫婦関係や親子関係が変わり、名もない信徒たちが、家族や友人や職場の人たちを救いに導くことができるようになるのはなぜなのでしょうか。

質問によって教えられる

 弟子訓練における聖書の学びは、イエス様がなさったように「質問」を用います。教師が一方的に真理を聞かせるという聖書教育も大切ですが、それだけではなかなか人が変わらないというのは、歴史が証明するところでしょう。

 弟子訓練は、イエス様が十二弟子を身近に置いて教え育てられたように、少人数のグループで「学び手の心がみことばに向く」ように教え導きます。

 例を挙げてみましょう。みことばを読んで、以下の質問(Q)について考えてみてください。

悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい(エペソ4章29節)

 
Q1 私たちはいろいろなことばを口にしますが、口から出してはいけないことばはどういうことばですか。
Q2 悪いことばは、どれくらいなら口にしてもいいのですか。
Q3 このみことばによれば、私たちはどのようなことばを話すべきですか。
Q4 あなたは毎日、このみことばに従って生活していますか。
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 以上の質問によって、あなたは何か教えられましたか。礼拝メッセージでは、「聖書は、悪いことばをいっさい口から出してはいけないと教えています。ですから、悪いことばを口にすることはやめましょう」と語られると思います。しかし、そう教えられながら、家では夫婦が、親子が、互いの悪口を言い続けます。このような問題は弟子訓練によって解決されます。弟子訓練をすると、信徒たちのことばが変わります。悪口を捨て、温かいことばを語るようになるのです。夫婦関係が変わり、親子関係が変わります。

 私たちの教会に、三十代の時に救われた夫婦がいますが、「以前は相手を非難することばを口にしていたが、今はけんかをしなくなった」と言っています。本当に仲が良く、休日はいつも二人で行動し、助け合いながら周囲の人に愛を注いでいます。また、子どもにガミガミ言っていた母親たちは、子どもを非難することをやめ、温かいことばを語るようになりました。親子の関係が変わった家庭は一つや二つではありません。

みことばと向き合うと…

 弟子訓練は、牧師が信徒たちに何かをさせることではなく、信徒たちが「みことばと向き合う」よう助ける働きです。みことばと向き合わないと、礼拝を休まず出席していることや、教会で奉仕をしていることによって信仰生活を守っていると思い、それで満足してしまうかもしれません。しかし、聖書の教える信仰生活は想像を超えたすばらしいものです。

 妻たちが「すべてにおいて夫に従いなさい」と命じるみことばと向き合うと、礼拝を守るだけでは満足できなくなります。夫たちが「キリストが教会を愛されたように妻を愛しなさい」と命じるみことばと向き合うと、会社の仕事だけに生きるというわけにはいかなくなります。みことばに生きるならば、どれほど魅力的で幸せな夫や妻になることでしょうか。また、謙遜(けん そん)な子どもになることでしょうか。

 しかし、みことばと向き合うと、実は「できない自分」と向き合うことになります。それでいいのです。「できない自分」を知ることから、祝福の歩みが始まるのです。

(13につづく)これまでのコラムは ▶こちら

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