新生宣教団
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突然の猛暑もホッと一息…
先週は突然の暑さと、梅雨明けに戸惑いを覚える一週間でしたが、今週は暑さも和らいで過ごしやすい週でしたね。
いよいよ7月に入りました。夜になるとどこからともなく花火の音も聞こえてきます。神様の祝福が豊かな夏となりますように。

今日はコラム「木につながれば実を結ぶ」と、最近更新された記事をご紹介します。どうぞお読みください!
木につながれば実を結ぶ

15 模範はないけれどみことばを実行する

 これまで二回にわたり「教育には模範が必要だ」と述べてきましたが、みことばに生きることの模範を身近に見ることができない場合は、自分でみことばをしっかり見つめて、ってみるしかないと思います。

みことばに従って子どもを育てる

 ノンクリスチャンの家庭に生まれた私は「聖書の世界の親子関係」を見ることなく育ちました。一般に「子どもには反抗期があるのが当然」と言われていますが、私自身、中学生のころは親に反抗的で、口を利かないこともしばしばでした。

 しかし結婚して息子が与えられ、父親となってからは、「子どもは親を尊敬し、親に従う」という聖書の教えに目を向け、「子どもを怒らせず、主の教育と訓戒によって育てなさい」というみことばを実行したのです。

 子どもをありのまま愛し、悪いことをしたら叱り、悔い改めたら即座に赦すようにしてきました。怒りをぶつけてしまった時は、子どもたちに謝りました。そのようにして与えられた祝福は、思ってもみなかった親子関係でした。親子の仲が良くて、一緒にいるといつも楽しいのです。今は二人とも大学生になりましたが、教会を喜び、進んで奉仕しています。そして牧師という職務をすばらしい働きだと思ってくれています。

みことばの通りに妻を愛する

 私自身は、短気でわがままな人間です。結婚したころ、私は人間関係で悩んでおり、うつ状態でした。何度も妻にわがままをぶつけ、妻は泣いて祈ることもありました。礼拝に出かける朝は、「遅刻しちゃうじゃないか。何ぐずぐずしているの?!」と冷たく責めるような夫でした。幸せを知らない牧師夫婦だったのです。

 しかし、結婚して五年たった時、私たち夫婦は弟子訓練に出会いました。キリストの弟子、それはみことばに生きる人です。私は、「キリストが教会を愛されたように妻を愛せよ」とのみことばに心を向け、従うようになりました。「キリストが教会を愛された愛」、それは、命を捨てるという大きな犠牲を伴った愛です。私はそれまで妻の手伝いをしてきませんでしたが、「私こそが犠牲を払うべき者なのだ」と知り、皿洗いも洗濯も掃除も手伝うようになりました。

 ある時、四日間の出張先から疲れた体で帰ると、頼みの妻は風邪で寝込んでいました。家でほっとしたいと思っていた私の期待に反する状況でしたが、「キリストが教会を愛されたように妻を愛する」機会となりました。私は自分の疲れも忘れて妻のために食事を作り、看病しました。
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 先日、妻が教会の交わりで、「結婚する時、幸せになりたいとは思ったけれど、こんなに幸せになれるとは思わなかった」と言いました。「キリストが教会を愛されたように、夫が妻を愛し、教会がキリストに従うように、妻がすべてにおいて夫に従う」。それは、私には見ることも想像することもできない世界でしたが、みことばを実行することで、そのような幸せな世界があることを知ったのです。

聖書が教える伝道

 私は一度、教会開拓に失敗した者です。その当時は、伝道のためのプログラムを次々とこなすだけでした。しかし、弟子訓練を始めてからは、「すべてのクリスチャンが祭司であり、伝道の働きができる」との聖書の教えを見つめ、そのような教会を築こうと決心しました。一切のプログラムをやめ、信徒たちを「みことばを行う人」に育てることに時間と精力を注いだのです。

 家族四人だけでわが家で始めた寂しい開拓教会でしたが、十五年ほどたった今では子どもと大人を合わせて百数十名のにぎやかな教会となりました。今なおプログラムによらず、信徒たちを通して人々が救われていますが、そのような教会は、私自身が見ることも体験することもできなかったものです。

 日本の教会は、閉塞状態にあると言われることがあります。クリスチャン人口は相変わらず人口の一パーセントの壁を破れません。この壁は、これまで熱心な伝道プログラムによっても、優れた数々の会議や教会成長セミナーによっても破ることができませんでした。

 私は、みことばを行うようになれば、夫婦も親子も教会も、閉塞状態から解放されると信じています。私は、どこに行っても次のように話します。「みことばをその通りに信じて、その通りに従う。これがキリスト教です。キリスト教はそれ以上でもなく、それ以下でもありません」。

(16につづく)これまでのコラムは ▶こちら

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