新生宣教団
梅雨
恵みの雨の季節
関東地方は早くも梅雨入りしましたね。季節の移り変わりの速さを感じます。恵みの雨に感謝しつつ、今月も乗り切りましょう。

今日はコラム「木につながれば実を結ぶ」と、最近更新された記事をご紹介します。ミッションパートナーから、ラフ語聖書配布の様子の動画と、証が届きました!また、印刷設備に関するお知らせもあります。どうぞお読みください。
木につながれば実を結ぶ

14 どうしたら、みことばに
従うようになるのか

前回に続いて、模範があるとなぜみことばを行うことができるのかをお話ししたいと思います。

心がみことばに向くには

 前回、弟子訓練は、学び手の心がみことばに向くように助ける働きだと述べました。例えば、中高生たちの心が、「子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。『あなたの父と母を敬え』。これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです」(エペソ6章1~2節)という教えに向くならば、そこからみことばに従う生き方が始まります。ところが、このみことばを口で教えても、子どもたちの心がそこに向かないことが多いのです。なぜなら、そのような世界を実際に見たことがないからです。それで、教会学校で教えを聞いても、本気で従おうとはしないのです。

 しかし、弟子訓練をすると子どもたちの生き方が変わります。高校生の集まりでみことばを学んだ時のことです。一人の学生が、「親の言うことが聞けない」と言いました。すると別の学生が、「親に従えないことなんて、ないんじゃない」と言ったのです。
 「親の言うことが聞けない」と言った学生は、みことばを知的に知ってはいても、なかなかつかめないでいました。しかし、親を尊敬して従っている仲間を身近に見て、「父母を尊敬し、従う」というみことばが真理であって、実現するものであることを知ったのです。ただ知的にではなく、普段から教会で交わりを持っている仲間の、親との麗しい関係を見ていたので、「親に従えないことなんて、ないんじゃない」という彼のことばが、真実なものであると素直に認めることができたのです。それで、自分も親を尊敬して従うことを心がけるようになり、事実そのような実を結べるようになりました。

 つまり、人はみことばを聞いただけではなかなか本気にしないし、心がみことばに向かないのです。みことばが現実のものになることを知らないからです。実際にみことばに生きている人を見ると、「みことばは実現するのだ」という希望を持つことができ、励まされ、本当の意味で心がみことばに向くようになります。そして、行うようになるのです。
 私たちの教会で弟子訓練を受けた婦人たちは、すべてにおいて夫に従うことが当たり前だと受け止めています。ですから、夫を愛し、すべてにおいて従おうと心がけています。それは、教会でそのように生きている幸せなほかの婦人たちを見ていて、聖書の教えが真理であることをつかんだからです。
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人の心に思い浮かんだ
ことのないもの

 なぜ、見ることがそれほど大事なのでしょうか。それは、「聖書の教える祝福の世界」は見たことも聞いたこともないものなので、想像することすらできないからです。「まさしく、聖書に書いてあるとおりです。『目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである』」(Ⅰコリント2章9節)。

 聖書は、「教会はイエス様が十字架で愛してくださった愛で、互いに愛し合うところである」と教えています。教会は、裁き合ったり批判し合ったりするのではなく、互いにありのままを愛し、受け入れ合う、本当に麗しい交わりの場です。ですから本当に心休まるところです。しかし、それを見たことのない人は、聖書の教える教会がどういうものなのかわからないのです。それで心がみことばに向かず、聖書の教える教会を建て上げることができないのだと思います。私の著書『ただ愛すればいい』に「教会には、葛藤(かっとう)やストレスではなく、喜びと平安があります」と書いたのは、それが聖書の教える教会だからです。

 聖書の教える祝福の世界は、本当にすばらしいのです。聖書は、すべての信徒が「祭司」であり、伝道ができると教えています。私は聖書をそのまま信じているが故に、信徒たちが伝道して人々を救いに導く教会を建て上げています。以前お話ししたように、私たちの教会には伝道のためのプログラムや、行事、集会がありません。伝道して実際に人を救いに導く信徒たちを見れば、伝道は難しくない、ということがよくわかります。

 では、身近に模範を見ることができない場合は、どうしたらいいのでしょうか。このことについては、次回お話ししたいと思います。

(15につづく)これまでのコラムは ▶こちら

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この度、50,000冊の配布が終了したとのことで、ミッションパートナーから配布についてのレポートと、これらの聖書を受け取った人々の感謝の証が届きましたのでお分かちします。
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