ある一人のアメリカ人クリスチャンが抱いた願い。
「日本の人々にも、イエス様の救いを知ってほしい。」
その小さな祈りから始まったのが、2023年、四福音書・創世記・ヨハネの黙示録をやさしくマンガで描いた3つの小冊子を無償提供するマナプロジェクトです。
この小冊子は、信仰をすでに持つ方はもちろん、持っていない方、あるいは信仰から離れてしまった方にも、あたたかく福音のことばを届けることを目的としています。
全国の教会や信徒の皆さまが、地域での伝道や礼拝、イベントなど、さまざまな場面で活用してくださり、その広がりは私たちの想像を超えるものとなりました。
これまでに延べ約900件、約19万冊(2025年6月末現在)を日本全国に無償でお届けしてきました。
冊子に加えて、OPP袋、案内チラシ、送料まですべて無料でお送りしています。
小冊子を手に取った方々から、次々と証が届けられています。
それは“はじめて福音にふれた瞬間”であったり、
“忘れかけていた信仰がよみがえった瞬間”だったりします。
当教会では、子ども対象の伝道として、毎週の日曜学校、そして、お楽しみ会を年に4回ほど行っています。教会においても福音を書いたチラシを作成し小学校前で配布していますが、 お楽しみ会に来た子どもたちに、帰りに渡す読み物として、新生宣教団の小冊子『ザ・メサイア』等を活用させて頂いています。子どもたちは手に取ると、意外にも黙って真剣にその冊子を読み始めます。冊子は子どもたちにも、とても分かりやすく書かれてあり、お楽しみ会で聞いた聖書の話、イエス・キリストにある救いについて、読み物を持って帰って読んでもらうことで、続けて考えてもらうことにもつながります。また、新生宣教団より、これらの伝道用のトラクトを無料で教会に譲ってくださるため、経済的な負担という面で、私たちの集う 地方の小さな教会においては、大変助かっています。小学生の幅広い学年においても読みやすく、また、手軽に渡すことができるという点で、伝道用に大変ふさわしいものとなっています。 幼い子どもたちが福音を理解するために、これら の冊子が手助けとなっています。 ぜひ今後も、新生宣教団を通して作成される読み物が、子どもたちの たましいの救いのために、用いられるように願っています。
『つかわされなくては、どうして宣べ伝えることがあろうか。「ああ、麗しいかな、良きおとずれを告げる者の足は」と書いてあるとおりである。』ローマ10:15
賛美、礼拝をして、主の臨在の中にみんなで集う。これが、福音伝道の原点です。
そして一般信徒も伝道の最前線に立ちます。いろいろな過去や経験をもっている者たちが、同じような境遇・環境・立場にいる世の人達に伝道します。
そして、同時に、新生宣教団の皆さんからいただいている素晴らしい伝道ツール・マナプロジェクトのマンガを証の声とともに、届けています。最初は、教会の案内(チラシ)を道行く人たちに配布していましたが、それでは、なかなか人々は受け取ってくれません。
でも、マナプロジェクトでいただいたマンガの聖書をお配りすると、チラシにくらべてかなり多くの方が、受け取ってくれるようになりました。興味をもってくれた人には、このように伝えます。
「タメになるマンガですから、家に帰って読んでください」
途中でパラっと読んで捨てられるのを避けるため、お家でゆっくりとじっくり読んでいただけるようにすすめています。
とくに、マナプロジェクトでいただいているマンガを配るようになってからは、中年の女性の方がマンガを手にしてくれています。
前回、歌舞伎町に伝道チームで挑戦した時は、町一帯の問題なのか、苦戦しました。
意外なのが、一見強面のヤンキーたちが、「何を配ってるんですか」と丁寧に関心を持って、マンガの聖書をこれまた丁寧に受けとり、持ち帰ってくれているのが印象深いです。
彼らの心の飢え・闇の部分に、福音の光が入って行き、いつか何かが起こると思います。
これまで、教会のある足立区内の各駅を中心に、隣県の埼玉の駅、それから今でも貧しい人達の多い【山谷地区】でもマナプロジェクトのマンガを配布してきました。
山谷地区では、マンガと一緒にパンをセットにして、声をかけていき、喜んでいただきました。これからも、主の大宣教命令に従い、マナプロジェクトのマンガも大いに用いさせていただき、伝道チームで前進して参ります。
マナプロジェクトのすばらしい働き、毎回、提供して下さるマンガ聖書に感謝いたします。
私たちは、この働きが主のご計画の中で進められていることを確信しています。
この”蒔かれた種”が実を結ぶために熱き祈りをお願いいたします。そして何より、この働きの継続のためには安定したご支援が欠かせません。
現在、毎月約7,300冊を発送しており、1冊あたり約70円、月あたり約55万円の諸費用がかかっています。
この尊い働きが途中で止まることのないよう、皆さまのお祈りと献金によるご支援を心よりお願い申し上げます。
この小冊子は、“イエス様との出会い”のきっかけとなったり、“信仰の灯”をもう一度思い出す種となったりしています。
どのような土に落ちた種であっても、主の時に、主の方法で芽吹くことを信じて──あなたのご支援が、未来へつながる福音の種まきとなります。
どうか、この働きを共に担ってください。
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