キリスト教TVドラマ「七番街シアター」のご紹介

キリスト教TVドラマ「七番街シアター」
 

MMBOXの堀江さん今回の記事はちょっと番外編ということで、クリスチャンの皆さんにおすすめのキリスト教TVドラマ七番街シアターをご紹介します。
 
このドラマの日本語翻訳などに関わっている、MMBOXプロダクションを主催する堀江正さんに、その魅力やみどころについて、特別にインタビューさせていただきました。

MMBOXプロダクションとは?

堀江さんは、キリスト教福音伝道アニメプロジェクト「聖書なおっさん」、キリスト教福音伝道用イラスト・アニメのフリーダウンロードサイト「ChristianCliparts.net」を運営し、キリスト教伝道プロジェクト「BibleProject」の日本語版アニメーションの制作にも関わるなど、福音伝道のための様々なプロジェクトを展開しておられます。そして最近、さらにキリスト教TVドラマ「七番街シアター」の日本語字幕制作をスタートしました。

「七番街シアター」とは

「七番街シアター」とはどんなドラマですか?

「七番街シアター」は福音伝道を目的として作られた、アメリカのテレビドラマです。
日本でもご存じの方も多いと思いますが、アメリカでは例えば「フレンズ」などのようなシチュエーションドラマがあります。「フレンズ」は恋愛をテーマとしたドラマですが、「七番街シアター」は福音伝道をテーマとした、シチュエーションドラマなんです。

「七番街シアター」のストーリー

「七番街シアター」という小さい劇場が舞台となっていて、その劇場では毎週末、キリスト教伝道を目的とした小さい公演を行っているという設定です。

舞台となっている「七番街シアター」

公演に出演しているのは5人のクリスチャンの劇団員たちで、このドラマでは、この公演や、公演の準備をする様子など、「劇場内で繰り広げられる、クリスチャン劇団員たちのやり取り」がメインストーリーとなっています。

7番街シアター

「七番街シアター」のみどころ

全部で64話あるのですが、それぞれのストーリーにキリスト教のテーマ、例えば「贖罪」や「赦し」「救い」といったテーマを盛り込んで作られています。キリスト教にまつわるトピックをテーマとして、一つ一つのストーリーで踏み込んでいくような構成になっています。

彼らの劇自体にもキリスト教を中心とした「テーマ」があるのですが、それだけではなく彼らの私生活においてもそういった様々な事柄が起こってきて、信仰を通してどのようにそれを乗り越えていくかというストーリーです。
そういった聖書のテーマを、実際どのようにして日常生活に適用させていくか、人生に適用させていくかということに、重点を置いて作られているのが特徴です。

ユニークなクリスチャンの団員たちのやり取り

クリスチャンとして生きていく中で、世間とぶつかるケースというのは多々あると思うんですが、このドラマでは、そういったときにどのような形でそれに立ち向かっていくのかというのを見ることができます。信仰生活において一番重要なのは「祈り」ですが、問題が起こったときに、彼らが祈りつつどのようにしてそれを乗り越えていくのかということを見ることができます。

このドラマの一番の魅力は

クリスチャンの人にとって「共感」できるところだと思います。けっこう難しいテーマも扱っていて、例えば男の団員がピアスをしてきて、それに対して団員の中でも意見が分かれたりします。そういう時に、どちらが正しいかを明確にするのではなく、聖書的な解決を双方が探り、問題解決のヒントを提示します。必ず視聴者の人生と重ね合わせて共感できるところが出てくるので、そこが一番の見どころだと思います。

実際信仰生活の中で、クリスチャンの友人との深い交わりというのが持てる環境というのはなかなかないのが現実だと思うのですが、そういう中でこのドラマはよい刺激を与えてくれます。

ドラマのワンシーン

日本でも配給されているキリスト教関係の映像というのは、聖書をそのまま映像化したようなものはありますが、日常生活に適用させたドラマシリーズというのは北米においても非常に少ないので、ぜひ日本の皆さんに観ていただきたいなと思っています。

このドラマはどのような形で作られたのでしょうか

アメリカの「トリニティー・ブロードキャスティング・ネット」というキリスト教に特化したテレビチャンネルで、2007年から2013年にかけて放送されたものです。6年間、全3シーズンにわたって放送されました。

僕は、このドラマをインターネットで初めて見たときに感動して、これは日本にも伝えたいなと思っていたんです。それでダメもとで映画監督に連絡して、日本語の字幕をつけさせてほしいとお願いしました。そうしたところ彼はそれを喜んで許可してくれました。そういった経緯で、現在日本語の字幕の翻訳に携わらせていただいています。

どのような人におすすめのドラマですか?またおすすめの楽しみ方などがあれば教えてください。

もちろんどなたでも、できるだけ多くの人に見ていただきたいというのはあるのですが、その中でも、日本で活動する宣教師の方々に利用していただければと考えています。

アメリカには様々なクリスチャン映画が数多くあるのですが、日本語化されたものは非常に数が少ないんです。その背景には、日本はクリスチャン人口が少なくて需要が無いため、配給しても成功しないということがあるのですが、そういったこともあって、伝道の機会に用いることができるキリスト教映画が非常に少ない。なので、宣教師の人たちが宣教のためのツールとして、このドラマを用いてくださるといいなと思います。

シチュエーションとしては、例えば聖書の学び会などの初めにこのドラマを鑑賞して、その後自由なディスカッションをしたりといった使い方などが良いと思います。長さ的にもちょうど良いですし、トピックが絞られていますからディスカッションしやすいと思います。

どのようにして見ることができますか。また配信の予定について教えてください

Youtubeで無料で観ることができます(Youtubeチャンネルはこちら(英語))。
以下の「七番街シアター」日本語サイトからだと、リンクがまとめてあるのでわかりやすいです。
▶ 「七番街シアター」日本語サイト
第一話はこちらから(YouTubeリンク)
サムネイル画像

現在は第5話まで日本語字幕が完成していて、更新頻度は未定なのですが、今後も大体2週間に1本ペースで更新していきたいと思っています。できれば64話すべての翻訳をし、日本語字幕を制作したいと願っています。

また、今回翻訳するにあたって、「クリスチャン映画を成功させる会」代表・字幕翻訳家の小川政弘氏に、字幕のつけ方について丁寧にご指導いただきました。感謝いたします。


インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!
みなさんもぜひドラマ「七番街シアター」をご覧になって、伝道にもお役立てください!

 

MMBOXプロダクションのお働きをご紹介

このほかの、堀江さんが携わっているプロジェクトについてもご紹介します!

christiancliparts

クリップアート教会などで無料で使える聖書のクリップアートのサイトを制作しています。
聖書の様々なシーンをイラストにして公開しています。無料で使える聖書の素材サイトはなかなかありませんので、ぜひ教会の伝道活動などにお用いください!
カラーイラストはなんと500点以上、ぬりえも130点ほど公開されています!
christiancliparts

聖書なおっさん

聖書BRIDGEでも配信している「聖書なおっさん」は、聖書信仰のテーマを短い動画にギュッと凝縮したコンテンツです。
ノンクリスチャンの方だけでなく、自分の中で信仰を言語化できていないクリスチャンの方にもおすすめです。
聖書なおっさん(サイト)Youtubeチャンネル聖書BRIDGE内ページ

聖書プロジェクト

「聖書プロジェクト」では、アニメーションの日本語化に関わりました。
「聖書」をおしゃれなアニメーションとともにわかりやすく紹介していて、ノンクリスチャンはもちろん、クリスチャンの方にもおすすめのコンテンツです。
聖書の概要や各書簡の解説、キリスト教のキーワードなどについて、なんと167本の動画コンテンツが揃っています。
Bible Project・日本語 Youtubeチャンネル

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