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ミャンマーで活動するミッションパートナーから、新生宣教団で印刷された聖書を受け取った人々の証が届きましたのでお分かちします。
Aさんはミャンマーのゴム農園で何年も働いていた敬虔な仏教徒でした。2022年にクリスチャンのグループが彼をクリスマスの食事に招待した事をきっかけに、彼の人生に思いがけない変化が起きました。
「私は死後のことについて考えたことはありませんでした。しかし、何人かのクリスチャンが私と食事をし、神の言葉を分かち合ってくれたのです。」
その集まりの中、クリスチャンの青年が天地創造や人間の罪、イエス・キリストの犠牲について熱く語り始めました。深く感動したAさんは、その瞬間に神の存在と愛を感じ、その青年にイエスについて質問しました。そしてAさんはキリストを受け入れたのです。
「キリストを受け入れた時、とても幸せな気持ちになりました。心が平安で満たされ、夜もぐっすり眠れるようになりました。それからは毎日マルコの福音書を読んでいましたが、私は自分の言語で印刷された完全な聖書が欲しいと祈りました。聖書を買うお金はありませんでしたし、手に入る場所もわからなかったからです。」
その祈りが応えられたのは、ある人が彼に神のことばである聖書を渡してくれた時でした。高齢と貧しさにもかかわらず、彼は日々が豊かになったと感じています。彼は、神のことばを広めるために生きたいと願い、支援者や宣教師に対して感謝の気持ちを抑える事ができません。
Aさんの物語は、印刷された聖書が変革をもたらす力をわかりやすく表しています。私たちの祈りと支援の影響はとても大きいのです。
ミャンマーの奥地の村々では、現地語で印刷された聖書を手に入れることは依然として困難です。
パンデミックの最中にクリスチャンになった、元仏教徒のBさんは語ります。
「私はコロナにかかり、死の淵をただよいましたが、主に立ち返り、イエスを受け入れると決心したときに癒されました。聖書を読みたかったのですが、私が住んでいるところには聖書がありませんでした。」
仏教の伝統に深く根ざしていた彼女ですが、親戚にクリスチャンがいました。コロナが癒され、主を受け入れた後に彼女が最も苦労したのは、自分の言語で印刷された聖書を見つけることでした。彼女は自分の人生を主に捧げた後も、信仰を深めたいと願い、イエスの愛を他の人々に伝えながら、自分だけの聖書が欲しいと祈り続けました。
「私は親戚に神のことばを伝え、奥地の村にもいき、そこに住む人たちにイエスのことを話しました。当時手に入る聖書は、私たちが理解できない言語で書かれていました。そんな状態の中でも、私はある人から聖書を無償でいただけるまで、他の人たちにイエスのことを話し続けました。聖書をもらった時のことを思い出すと、今でも感謝があふれます。」
彼女の祈りが応えられたのは、ある教会のイベントでビルマ語の聖書が無償で配布された時でした。Bさんはそれから毎日聖書を読みました。彼女は残りの人生も、キリストについて他の人に伝え続けることを決心しました。
これらの聖書の影響は彼女の周辺地域だけではなく、ミャンマーの他の奥地の村にも及んでいます。手が届きにくいとされる村々に届けられた神のことばは、パンデミックの喪失感と絶望感の中で、希望と力、癒しの確かな源となっています。
祈りや寄付、励まし等、何らかの形で私たちを支援してくださっている皆さんが、新生宣教団と共に、現地にいる勇敢な宣教師たちのパートナーとして、多くの人々の人生を変えているということを知ってください。
主の愛を知る必要のある人々に、聖書を届け続けましょう。地の果てにまで届ける事ができるまで、私たちはこの働きを止めません。皆さまのご支援を心から感謝します。
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