カレン族の人々に食料と聖書を

 

コロナ禍に食料と一緒に配られる聖書

今年の3月、新生宣教団では少数民族であるカレン族のための聖書2万3千冊を印刷し、現地のミッションパートナーに送りました。
厳しい迫害の歴史を持つカレン族はミャンマーやタイに暮らしている少数民族ですが、その数は400万人とも言われています。
新型コロナウイルスの影響により、多くのカレン族の人々が職を失いましたが、ミッションパートナーの手によって食料と聖書が配られています。
ミッションパートナーからレポートが届きましたので、感謝と共にお分かちします。


食べ物よりも魅力的な

私の名前はN・D、25歳です。私は生まれてからずっと仏教徒でしたが、時々教会にも行っていて、教会は好きでした。
私は今日食べ物を受け取るためにこの教会に来たのですが、礼拝もあるとは知りませんでした。
でも礼拝で話を聴き、一緒に祈ったときに、本当に心に平和を感じました。これまでに経験したことがないほどの平和でした。
今日、私はイエス様に従うことを決めました。
私は食べ物を受け取れるということに興奮していましたが、礼拝に参加した今、イエス様に従うことに幸せな興奮を覚えています。聖書を読んで、イエス様についてもっと学びたいと思います。本当にありがとうございました。

 

苦難の中で主に出会い

私の名前はK・N。42歳です。私は夫と子どもたちと一緒にタイに来ました。
私たちがタイに到着したときあなたたちのチームがそこにいて、タイで新しい生活を始めることができるようにと、たくさんの食料と家財道具を提供してくれました。
その時は私たちにとって非常に苦しい時期でしたが、あなたたちはそんな私たちを助けるために頻繁に会いに来てくれて、いつも「イエス様への希望と信仰、そして信頼を持つように」と分かち合ってくれたことをはっきりと覚えています。
それらの集会の一つで、私は個人的な救い主としてイエス様を受け入れました。
人生は難しいこともありますが、私は心に平安があり、神様が私たちを養ってくださいます。
新型コロナウイルスによるロックダウンにより、私の夫は仕事を見つけるのに苦労しています。至る所に多くの旅行制限と警察のチェックポイントがあるからです。
夫はまだ信者ではないので、彼のためにお祈りください。
この地域には十分な仕事がなく、彼はストレスからお酒に逃げています。
私はいつも神様に、いつか自分の聖書を与えてくださいと祈っていましたが、今日がその日でした!
神様は私の祈りを聞いてくださいました!誠実な方です!
私が聖書を受け取ったのは祈り始めてから11年後でした。神様が私を本当に愛しておられることを感じています。
泣きたいくらい嬉しいです。ありがとうございました。ありがとうございました。
そして、私たちに食べ物と聖書をくれたすべての友人に感謝します。神様の祝福がありますように。


新型コロナウイルス流行というこの困難な時期に、苦難の中にある方々の心の糧として新生宣教団で印刷された聖書が用いられていることを感謝します。
ミッションパートナーの働きとカレン族のために、また新生宣教団の働きの為にも、覚えてお祈りください。

▶ 寄付する▶ 新生宣教団のアジアプロジェクトについてはこちら

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