今年の2月、タイ最大の難民キャンプ場であるメーラ難民キャンプで、大規模な火災が発生しました。
メーラ難民キャンプには、隣国ミャンマーから逃れてきた避難民家族が暮らしており、その多くはクリスチャンです。
現地で聖書配布を行うミッションパートナーから、被災した人々に、新生宣教団で印刷されたカレン語の聖書を提供したというレポートと、受け取った人々の感謝の声が届きましたのでお分かちします。
2月9日午後9時50分、タイ最大の難民キャンプであるメーラ難民キャンプで火災が発生しました。
そこには40年以上前から多くの家族がやって来て、現在約37,000人の難民が住んでいます。
メーラ難民キャンプの人々は故郷ミャンマーが平和になり、そこに帰ることを望んでいますが、一部の人々は他の国の市民となることを望んでいます。
この火災は、おそらく料理の火から起きたようですが、家は竹と茅でできているので、炎はすぐに広がり、50軒の家が焼失しました。
これらの家族のほとんどはキリスト教徒だったので、私たちは火事で燃やされた彼らのカレン語聖書を速やかに提供しました。
私たちは聖書を受け取った二人から証を受け取りましたのでお分かちします。
私の名前はN、21歳です。私の両親はかつてビルマに住んでいましたが、絶え間ない戦争のためにこの難民キャンプにやって来ました。
私はここメーラ難民キャンプで生まれました。私はクリスチャンの家庭で育った信者です。私は救いを必要としているので、キリストに従いたいと思って生きてきました。
この気持ちは決して変わることがありませんでした。私は何度も病気になりましたが、神は何度も何度も私を癒してくださいました。
神の癒しの御手は、彼がどれほど素晴らしいかを私に示してくれました。
私たちを支えてくれる人たちに心から伝えたいです。
見ず知らずの私たちのために助けをありがとうございます。私たちの家族は聖書を失いましたが、2つの新しい聖書を手に入れました。本当にありがとうございました。
そして、クーデターに苦しんでいるミャンマーの人々のためにお祈りください。神様のご介入をお祈りしています。
私の名前はPで、19歳です。私はミャンマーのカレン地域にあるT村のアニミズム系仏教徒の家族で育ちました。
しかし、私たちの地域ではしばしば戦争があり、私たちは生きるために逃げなければなりませんでした。ついに私たちは家を離れて、ここメーラ難民キャンプに住み始めました。
クリスチャンの家族は他の家族よりも幸せで団結しているように見えたので、私の両親はクリスチャンになり、それから私もクリスチャンになりました。
救われて永遠の命を持ちたいと思ったからです。イエス様のおかげで私は平和を得て、人生は素晴らしいものになりました。
2月9日に火災が起こり、私たちは事務所の前まで逃げて、何が起こっているのかを見ていることしかできませんでした。
家が燃えて、すべてを失いました。私も聖書を失いましたが新しい聖書を無料で受け取ることができ、とても感謝しています。
私の友人や隣人も同じように感じています。ありがとう、そして神の守りがありますように。
困難の中で、新生宣教団で印刷された聖書が用いられていることを思うと感謝です。
被災された方々が一日も早く元の生活を取り戻しますように、またミャンマーのためにも引き続き覚えてお祈りください。
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