【ミッションパートナー紹介】ミース・ファウンデーション

ミースファウンデーション
 

今回は7月のノルウェーカンファレンスに参加したミッションパートナー、ミース・ファウンデーションをご紹介します。
ミース・ファウンデーションはカリブ海周辺諸国で活動している宣教団体です。
日本で印刷されたマンガ聖書は彼らを通してプエルトリコを始めベネズエラ、メキシコ、ホンジュラス、ハイチ、その他多くの地域に送られ、彼らの宣教プログラムに用いられています。
カンファレンスでミース・ファウンデーションのマネージングディレクター、マリアリーサ・ガルシアさんから活動の紹介と報告がありましたので、以下にお分かちします。

 

ミース・ファウンデーションとは

ミース・ファウンデーションミース・ファウンデーションは、11年前にカリブ海周辺、ラテンアメリカを中心とする働きのために設立されました。
その働きのビジョンは、32年前に宣教の現場で与えられました。創設者がパラグアイで宣教をしているときに、多くの宣教師が現地で必要な伝道のためのツールや支援の不足で困窮しているということに気づいたのです。彼は「各地に送り出される宣教師の必要を支援したい」というビジョンを与えられ、この団体を創設しました。

現在、「福音を伝える」という共通の目的の元に、様々な国のヒスパニック系のグループとともに集まり、活動をしています。この働きは、戦略的にみ言葉を必要としている人、伝道をする人、弟子訓練を受けている人、またすでにみ言葉によって目が開かれている人たちに福音文書を届けるものです。
「世界中の主にある働き人に、その働きに必要な各種福音文書を提供しサポートする」、この共通の目的が、ミースファンデーションとニューライフ・ミニストリーズを結び合わせ、共に主の働きを担っています。

ミース・ファウンデーションの基本理念

私たちの団体の基本理念を簡単にご紹介します。
第一は、「神様に委ねること」です。み言葉にはそれがすべての土台だと書かれています。そして「人を思いやること」です。
次に「協力し合うこと」についてお話ししたいと思います。神様は神様に属する人々を一つになるようにと招きます。ヨハネ17章にイエス様の祈りが記されています。
「神様、あなたと私が一つであるように、彼らも互いを愛し合い、一つになることができますように。そうすることで、あなたが私を遣わされ、彼らが私の弟子だと、世が知るためです。」
私たちはひとつの体であり、ひとつの神の教会に属しているので、神様は私たちに共に協力し合って働いてほしいと願っておられます。
そして、もうすでにミース・ファウンデーションは、ニューライフ・ミニストリーズと共にそのみ言葉を実行し、聖書を持つことができない人々のための働きをしているのです。私たちの家には一冊以上の聖書があるでしょう。しかし、世界にはその一冊もない人たちがいるのです。
次は「透明性と信頼、責任能力」です。私たちは、最初に神様に「報告」することからはじめ、その後で、互いに「報告」し合います。今日ここにプエルトリコから来たのもその報告のためです。各フィールドでの神様の素晴らしい働きを皆様に報告するためです。

共に働く

共に働くことがどんなに良いことであるか、私は確信しています。この世界にたった一つの団体だけですべてを担い切れるような働きはないと思います。コラボレーションすることが主の働きの鍵を握っています。
アフリカのことわざにこのようなものがあります。「もし、あなたが速く走りたいのであれば、一人で行きなさい。もし、より先に進みたいのならみんなで行きなさい」。だから私たちは皆さんと一緒に行くのです。宣教の地への働きを共に担うのです。皆さんのパートナーシップに感謝します。私たちは福音が届いていない場所でマンガというツールを用いて共に宣教の働きをしています。

この働きは、特に新しい世代の子どもたち、若者たち、次の世界を背負い率いていく世代のためのものです。彼らは御国に属するリーダーとなり地域に変革をもたらす核となるよう整えられます。その働きはマンガ聖書を受け取った子どもたちの中でもうすでに始まっているのです。

子どもたち、若者たちのために

マンガを手にする子どもラテンアメリカのおおよその人口は6億5000万人で、その中の1億8,800万人が子ども、若者だと言われています。それは人口のほぼ3分の1になります。
彼らは社会面、経済面、健康面で大きな課題に直面しており、多くは健全とは言えない家庭環境の中で育てられています。彼らは良い教育、または良い医療を受けることが困難です。貧困、失業率ともに高く、これらは問題のほんの一部であり、国はあらゆる手を尽くし、これらの問題に対処しようとしています。

神様はミース・ファウンデーション、そしてニューライフ・ミニストリーズに語られ、彼らがみ言葉に触れることができるように召されました。そうです。これは私たちに与えられた責務であり、全身全霊をもってやり遂げるべき働きなのです。

このマンガ聖書を通し、何百、何千の子どもたち、若者たちがイエス様の福音に触れることができ、同時に私たちはその親にも、その地域にも影響を及ぼすことができ、イエスが主であり救い主であることを知らせることができるのです。主のみ言葉の力は計り知れません。子どもたちは主イエスをみ言葉から学んでいるのです。

マンガを用いたアウトリーチ

今年5月、私の教会はショッピングセンターで宣教をしていました。そこは映画館もある大きな所です。私たちは映画館に来る子どもたち、若者にマンガ聖書を配っていたのですが、突然映画館から若者たちが出てきて自分もマンガが欲しいと言ってきました。映画館にマンガを持って入った子どもたちを見て自分も欲しいと外に出てきたのです。その日想定していた人数をはるかに超え、あっという間にマンガ聖書はなくなってしまいました。
若者たちがその絵とマンガという形態に魅了されることで神様の言葉に興味を持ってくれたのは本当に嬉しいことです。

弟子訓練プログラムで用いられるマンガ

マンガを持つ子供たち

戦略的にみ言葉を必要としているところに届けるとお伝えしましたが、子どもを特に対象にした「コネクティング・ウィズ・ジーザス」という団体もそのひとつです。6歳から14歳を対象とした伝道、弟子訓練プログラムを行っています。
彼らは独自の教材を持っていますが、それを補う材料としてマンガを用いています。

マンガを持つ子どもたち

この働きはプエルトリコではじまりましたが、今では、今年だけで(7月現在)5300人以上の子どもたちに働きかけが出来ています。その内、1600人の子どもたちが主を救い主として受け入れました。
480人の子どもたちがスモールグループに参加しており、48の新しいバイブルスタディー・グループもできました。この働きはプエルトリコで始まり、今はベネズエラにもその働きを広げ、そしてメキシコへもマンガを送るようになりました。


素晴らしい働きを共にできることを、そしてカリブ海諸国の子どもたちにもマンガが届けられていることを心から感謝します。
ミース・ファウンデーションとは現在、マンガやアプリを用いた新しいプロジェクトも進行しています。どうぞこの働きがますます豊かに用いられるよう、覚えてお祈りください。

ミース・ファウンデーションのプロジェクトについてはこちらの記事もお読みください。




マリアリーサ・ガルシアさんにはインタビューもしましたので、次回記事でご紹介します。どうぞお楽しみに!

・ミース・ファンデーション https://www.miesfoundation.org/

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