カレン語聖書の配布が進められています(感謝のレポートと証)

カレン族へ聖書を

※上の写真はイメージです

アジアで活動するミッションパートナーから、新生宣教団で印刷されたスゴーカレン(スコーカレン)語の聖書のレポートが届きましたのでお分かちします。
カレン族はミャンマーやタイに暮らす山岳民族で、その多くがクリスチャンですが、様々な事情から聖書を手にすることができません。

 

カレン語聖書配布レポート

現在私たちが行っているカレン語聖書配布の働きでは、最も遠くにいる、そして最も貧困の中にいるクリスチャンへの聖書の無料提供を目指しています。
以下の証は、最近配布した聖書を受け取った人からの証で、貧しいカレン族クリスチャンの聖書への熱望を示しています。

ついに自分の聖書が

カレン族の男性私の名前はSと申します。A村の出身で、51歳です。
両親はクリスチャンでしたが、私が生後2か月の時、ジャングルの爆撃によって亡くなってしまいました。親戚が私を引き取ってくれましたが、大きくなるにつれ、疎外感を感じ、放浪少年になってしまいました。家出をして、村から村へと渡り歩いていました。
放浪中の15歳の時、B州C村で行われていた、青少年のための1か月の夏期聖書研修を見つけました。この研修で無料の食事が提供されると聞き、参加を希望したところ、暖かく歓迎を受け、参加させていただきました。
この研修に参加した目的は無料の食事でした。しかし2週間後、牧師先生がイエス様について、罪人の救いについて語るのを聞いて、その教えに心が揺り動かされ、私はたくさんの質問を投げかけました。そして、神様の恵みにより、その夏の聖書研修でイエス・キリストを受け入れました。

イエス様を受け入れてから、私の人生は新たにされ、考え方、願望、目的が変えられました。毎日祈り、熱心に働くことを決心し、自分の家を持てるようにも祈り始めました。自分の足で立ってみたかったのです。他人の助けを受けるのではなく、責任ある行動をするようになりました。
キリストと共に歩み始めて7年後、祈りが聞かれて神様の助けにより竹の家が建つ小さな土地が与えられました。聖書を買うために貯金もしましたが、私の住む地域では購入できませんでした。主に祈ることしかできませんでした。私たちの村に聖書が2冊しかなかったのです。聖書を持っているのは、教会の牧師と理事長だけでした。
山地の村であるため道路が狭く、泥でぬかるんでいたので、村に聖書が届くことは不可能だと思えました。私たちの村だけでなく、周辺の村も同じ状況でした。聖書を読みたいと熱望しても、聖書がありませんでした。聖書を入手するために成すすべがありませんでした。
以前、ある聖書配布者と名乗る団体が村や周辺の村に来て、聖書を希望している人の名前を集め、写真も撮って行きましたが、二度と戻ってきませんでした。私たちは聖書をもらえると大喜びしたのですが、実現しませんでした。そこで今回、無料で聖書が配布されることを聞いても、誰も信じませんでした。このような知らせはこれまでにも何回もありましたが、実現しなかったからです。

でも、今回は、本当に聖書が無料で配布されたのです!
みんなとても喜んで、主への喜びと感謝で涙を流した人もいました。まさか自分の聖書を持てるなんて夢にも思わなかったからです。
これらの聖書を寄付してくださり、ありがとうございました。そして、神様に心から感謝します。皆様の上に主の祝福がありますように!!(ここまでSさんの証)

配布も神様の憐みに守られて

カレン語聖書は今年2月に到着予定でした。6月に始まる雨季の前に配布することを計画していたためでした。しかし様々な事情により聖書の到着は遅れてしまいました。
そんな中、3月から5月まで(今までこの時期に雨が降った記憶はないのですが)今年は大雨が降りました。そして、6月から7月中旬まではかなり乾燥していました。
到着が遅れたことにより、ちょうどその時にカレン語聖書を配布することができたのです。配布が終わってすぐ、大雨が降ってきました。8月中旬にはヤンゴンは大規模な洪水にあったのです。

配布作業をしているある男性がこう話してくれました。
「私たちはカレン語聖書を配布するたびに奇跡を見てきました。聖書が最初に我が国に届き、倉庫に積まれた時、雨は降っていませんでした。しかし、倉庫がすべての聖書でいっぱいになった直後、大雨が降り始めました。そして、しばらく雨がない間に、狭い泥道を通って村へ行き聖書を届けることができました。雨が降っていなかったので、そこまでぬかるんでいなかったからです。雨の日では通るのも不可能だったでしょう。私たちが配布を終え、道路を通り抜けた瞬間に、また大雨が降ってきました。神の奇跡を毎回見せてもらっています。『神にとって不可能なことはありません』(マタイ19:26b)」。


遠い地で長い間切望されていた聖書が、ミッションパートナーを経て、その手に届けられたことを聞くと感動を覚えます。その背後には確かに神様の助けがあることを覚えます。
そして、このような貴重な聖書を新生宣教団で印刷できることを心から感謝します。
この働きを覚えてお祈りくださりありがとうございます。
特にミャンマーではクーデター以来、厳しい状況が続いています。現地の人々のため、またミッションパートナーのためにも、引き続き覚えてお祈りください。

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新生宣教団は、日本をはじめ世界の人々のために、各国の言葉で聖書や福音文書などを印刷するキリスト教プロテスタントの宣教団体です。
新生宣教団はキリスト教超教派の団体として、1954年に「新生運動協力会」として設立されて以来、児童伝道、放送伝道、文書伝道などを行ってきました。今ではこれらの活動は文書伝道(印刷)に集約されています。
いつの時代も聖書を求める声がなくなることはなく、私たちはそんな切なる求めに応えるべく、国内外のミッションパートナーと協力して力を尽くしています。
私たちの目標は、神の愛によって日本が変えられること、そして全世界に聖書の御言葉が届けられることです。

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